軽井沢に変わる別荘地として今注目されている那須・那須塩原市。前回に引き続き那須・那須塩原の別荘に携わって25年の専門家・小峰さん(栃木ハウス)に、別荘の魅力や那須・那須塩原市の特徴についてインタビュー(第二回)をしました。
別荘地「那須・那須塩原」のブランド化
那須・那須塩原の別荘地は、現在管理会社によるブランド化が進んでいます。中でも有名なのは「藤和那須リゾート」が管理している那須高原の別荘地です。
前回のインタビューでもお話ししましたが、別荘地における管理会社の役割は非常に重要です。
管理会社の手の届かない場所に別荘を購入すると、到着時に周辺が落ち葉で覆われていたり、草が生い茂っていることがあります。最悪の場合、草刈りや掃除に一日を費やしてしまう可能性もあります。
さらに、「ゴミ処理の問題」も考慮する必要があります。例えば、仮に別荘に1週間程度滞在する場合、管理会社の管轄外の地域では、そのゴミを自分たちで持ち帰り処分となります。
また、別荘地で大きな課題となるのが「水道」の問題です。特に冬の寒い時期には、水が凍結して使用できなかったり、自分で水抜きバルブを探して対処する必要があり、大変な手間がかかります。
家族や友人とゆっくり過ごすために別荘に来たのに、草刈りや落ち葉の掃除、水道の問題解決のため時間と労力を費やすのは本末転倒です。
一方、別荘管理会社が管理しているエリアでは、こうした問題を解決してくれるため安心です。年間の費用も5万円から10万円程度と、それほど高くありません。
マンションの管理費を支払う感覚で、管理会社がしっかりと入っている別荘地の購入をおすすめします。
別荘購入の成功パターン
どういう方が別荘の購入に成功し、満足しているかというと、やはり「資金にある程度余裕がある方」です。そのため必然的に起業経営者や企業役員の方が購入される傾向にあります。
レアなケースとしては、会社員の方が社宅に住みながら別荘地に家を建て、家族とのふれあいの場を堪能される方も。又、勤務先から新幹線定期の支給を受け、地価の安い那須・那須塩原で住居を建てている方もいらっしゃいます。始発・終電のある新幹線通勤は本当に快適と喜びの声もあります。
別荘のセカンドハウスローン
企業経営者の方などはキャッシュで購入されるケースが多いです。
それ以外のケースですと、足利銀行やイオン銀行、フラット35が提供しているセカンドハウスローンを利用する場合もあります。
ファーストハウスローンに比べてやや金利が高く、借入条件などもありますが、利用できる人にとっては別荘購入におすすめのローンです。
那須・那須塩原の別荘購入リスクや注意点
気をつけるべき点としては、那須・那須塩原では居住者の中には酪農を営んでいる方も多くいます。
場所によっては肥料の臭いの影響を受けてしまう場所があるので、那須の土地に詳しい人に相談してみることが必須です。
また一部ですが産業廃棄物の集積場があるため、そういったエリアは避けた方がいいでしょう。
那須町は人口が約24,000人と決して多くない地域です。そのため場所によっては上下水道が賄えない地域が多数あります。
先ほども述べたように、最近では管理会社が発達してきたため水道のリスクが減りつつありますが、念のため水道等のインフラに問題がないか、確認することが重要です。
別荘の有効活用(民泊や貸し出し)
最近は民泊業者に依頼して、自分が利用していない時に人に貸し出すケースが増えてきました。
「レンタル別荘」として収益を上げることができ、コロナ禍の頃から急激に増加しました。
その場合はローンが組めなくなる可能性がありますが、一つの有効活用の方法としてはおすすめです。
別荘地「那須・那須塩原」の魅力②まとめ
別荘地の魅力は、都会では味わえない自然が味わえることです。そういった思いを持っている方が、もっとも別荘の購入を喜ばれています。
また大型犬などのペットを持っている方でも、ペットを施設に預けることなく、ドッグランのような形で一緒になって楽しむことができます。
那須・那須塩原はそんな魅力を、伊豆や軽井沢の別荘地と比較して1/3〜1/5程度の予算で堪能することができるので、ぜひ一度検討されてみてはいかがでしょうか?
那須・那須塩原の別荘業務に25年以上携わってきておりますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
(制作スタッフ:姫野)
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