キッチンの種類とメリット・デメリット、選ぶときのポイントも解説!

キッチンの種類とメリット・デメリットを解説!選ぶポイントも

キッチンは大きく分けて2つあります。

・対面キッチン
・非対面キッチン

リビングと対面しているのが対面キッチン、対面していないのが非対面キッチンです。

キッチンの種類は細かく分かれているので、まずは対面キッチンと非対面キッチンの違いを詳しく見ていきましょう。

【種類1】対面キッチン

対面キッチンは、リビングやダイニングに対面する間取りのキッチンです。

招待したゲストや家族とコミュニケーションを取りやすく、リビングのテレビを見ながら調理ができます。

次に非対面キッチンについて解説します。

【種類2】非対面キッチン

非対面キッチンとは、ダイニングやリビングに面さないキッチンです。

壁に面している壁つけキッチンとリビングから離れた場所に設置する独立キッチンがあります。

調理に集中できる環境を作るには適しています。料理にこだわりがある方にはおすすめです。

家族やゲストとのコミュニケーションを取りたい方には不向きでしょう。

次に対面キッチンの種類について見ていきましょう。

対面キッチンの種類

対面キッチンの種類

対面キッチンの種類は次の通りです。

・I型キッチン
・L型キッチン
・U字キッチン
・セパレートキッチン
・アイランドキッチン

次に、5つのキッチンの種類と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

・I型キッチン

シンクとコンロを横に配置したタイプです。

構造上、動線が一本になるため、複数人で調理を行いたい場合は不向きです。

しかし、1人で料理をする場合は素早く調理に取り組めます。

次にI型キッチンのメリット・デメリットを解説します。

メリット

素早く調理できる

視界が良いのでコミュニケーションを取りやすい

デメリット

複数人での調理には向いていない

料理の匂いや煙などが広がりやすい

サイズが大きいと横に多く動く必要がある

次にL型キッチンのメリット・デメリットを解説します。

・L型キッチン

L型キッチンは、シンクとコンロが離れており、Lの形をしたレイアウトです。

例えば、食材の加熱や洗い物などを別々のスペースで行えるため、複数人でも快適です。

1人で調理する場合も、三角形の動きで効率よく調理できるのがメリットです。

ただし、シンクとコンロの間にあるコーナー部分は使い方に工夫が必要です。

うまく使えないとデッドスペースになるため、収納をアレンジするなどして有効に活用しましょう。

メリット

シンクとコンロが分かれているため、複数人で作業しやすい

三角形の動線で動きやすい

収納スペースを確保しやすい

デメリット

スペースを広く確保する必要がある

コーナー部分の使い勝手があまりよくない

次にU字型キッチンのメリット・デメリットを解説します。

・U字型キッチン

U字型キッチンは、3つの面で設計されたキッチンです。

作業する方を囲むように設計されています。

具体的には、シンクやコンロ、カウンターがそれぞれあるため、複数人でも分担して調理を進められます。

調理や収納に使えるスペースが多い分、設置するためのスペースを多く確保しなければなりません。

メリット

3つのスペースで作業を効率的に進められる。

収納スペースを確保しやすい

分担して複数人でも作業できる

デメリット

スペースを広く確保しなければならない

次にセパレートキッチンのメリット・デメリットを解説します。

・セパレートキッチン

セパレートキッチンは、シンクとコンロを別々に設置したキッチンで、2台のキッチンを数字の「二」のように配置するのが特徴です。

作業スペースが並行に並んでいるため、効率的な調理ができます。

シンクからコンロまでフライパンやなべなどを移動する際は、食材やお湯をこぼしやすいため、注意が必要です。

キッチン台が2台必要なので、設置費用や維持費が比較的高い点にも覚えておきましょう。

メリット

シンクとコンロが独立し、作業スペースを取りやすい

収納スペースを広く確保できる

複数人でも快適に料理できる

デメリット

シンク側とコンロ側の移動を慎重に行う必要がある

スペースを広く確保する必要がある

比較的かかるお金が高額

次にアイランドキッチンのメリット・デメリットを解説します。

・アイランドキッチン

アイランドキッチンは島のように壁から離れた場所に設置されたキッチンです。

視界を遮る壁が一切なく、はなれにあるので、開放的な雰囲気があります。

リビングやダイニングとの距離も近く、料理中にコミュニケーションを楽しめるのが魅力です。

また、キッチンの出入りが自由で、立ち位置も制限がないため、複数人の調理もできます。

一方で、壁から離れているため、壁面収納は設置できません。収納スペースが限られるため、キッチン用品の収納には工夫が必要です。

メリット

開放感がある

料理中にコミュニケーションを取りやすい

スタイリッシュな空間を演出できる

デメリット

スペースを広く確保しなければならない

料理の匂いや煙などが広がりやすい

収納が難しい

次に、快適なキッチン選びに必要な条件を紹介します。

以下の3つのポイントに注目しましょう。

・キッチンからどう見えるか
・スペースの広さ
・使い勝手

快適なキッチン選びに必要な3つのポイント

次に快適なキッチン選びに必要な3つのポイントについて解説していきます。

【ポイント1】キッチンからどう見えるかで選ぶ

小さな子供や来客やゲストなどが多い家庭には、キッチンから相手の様子を確認できるように、自身の視界の確保が必要です。

対面キッチンは視界が広く、子供の様子をみながら、ゲストとの会話を楽しみ、さらに調理もできます。

例えば、アイランドキッチンは開放感があり、リビングやダイニングとの距離が近いです。

基本的に視界は限られますが、窓を設置すれば、光を取り入れながら外の景色が見えるキッチンを実現できます。

【ポイント2】スペースの広さで選ぶ

ゆとりを持って作業したい方や複数人で快適に調理したい方は、料理する時の動きや人数などをイメージし、必要なスペースを確保できるキッチンがおすすめです。

L型キッチンやU字はスペースが広く、複数人でも快適に移動や調理ができます。

キッチン台が分かれたセパレートキッチンも利便性が高いです。

コンパクトなスペースでも十分な場合は、I型キッチンが向いています。

大きな動きは必要なく、最低限の移動で料理を楽しめるのが魅力です。

【ポイント3】使い勝手や目的で選ぶ

例えば、1人で料理に専念したいなら壁つけキッチンや独立キッチンがおすすめです。

具体的に、家族やゲストと複数人で料理をする機会が多いなら、U字キッチンやセパレートキッチンが向いています。

キッチンの種類とメリット・デメリットのまとめ

キッチンの種類とメリット・デメリットのまとめ

本記事では、キッチンの種類について解説しました。

キッチンには対面キッチンと非対面キッチンの2種類があります。

対面キッチンはリビングやダイニングに対面しているのに対し、非対面キッチンはそうではありません。

さらに、対面キッチンにはI型、L型、U字、セパレート、アイランドの5つの種類があり、それぞれのメリット・デメリットがあります。

対面キッチンはコミュニケーションが取りやすく、非対面キッチンは料理に集中できるという特徴があります。

キッチン選びのポイントとしては、視界、スペース、使い勝手が重要です。

それぞれのキッチンタイプが持つ利点や欠点を考慮しながら、自分のライフスタイルや好みに合ったキッチンを選ぶことが重要となります。

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