会社や法人として、保養所・別荘を保有する企業が増加しています。
法人が保有する保養所には福利厚生や、それ以外の部分においても様々なメリットがあります。
今回はそんな会社の保養所について、詳しく紹介いたします。
会社の保養所とは?
会社の保養所は「福利厚生施設」とも言われ、従業員が保養目的で使うだけでなく、従業員研修を目的にも利用されることがあります。
社員本人だけでなく、その家族も利用できるケースが多く、ゴールデンウィークや夏季休暇などの長期休暇で利用されます。
法人向け保養所・別荘の保有方法の種類
法人の保養所・別荘の保有方法にはいくつかの種類・パターンがあります。
ここでは主な種類について紹介します。
【種類1】直営保養所(自社保有)
代表的な保有方法は「自社保有・直営保有」です。
自社で土地や建物など購入するため、利用用途の自由度が高く、また節税面でもメリットがあります(節税については後述)。
有名な施設ではキヤノン健康保険組合の「キヤノン箱根館」や、関東ITソフトウェア健康保険組合の「トスラブ箱根」などがあります。
【種類2】借上保養所
借上保養所は自社保有と異なり、ホテルや旅館の一部分を借り上げて保有することです。
購入費用は削減できますが、既存施設の一部を借り上げるため、自由度が少なく様々な制約があります。
【種類3】契約保養所
契約保養所とは、ホテルや旅館などの宿泊施設と契約を結び、社員やその家族がその施設を安く利用することができます。
借上保養所と同様にコストは抑えることができますが、自由度が低く施設の制約を受けたり、また時期によっては予約が取りにくいというデメリットがあります。
【種類4】共同保有
共同保有は主に保健組合や企業組合が共同で保有する形態です。
有名な保養所では、JFE健康保険組合やの一般企業の保養所や、関東ITソフトウェア健康保険組合といった保健組合の共同保養所などがあります。
法人が保養所・別荘を持つメリット
法人が保有する保養所・別荘には、いくつかのメリットがあります。
ここでは代表的なものを3つご紹介します。
【メリット1】従業員の満足度向上
会社の保養所・別荘を持つことで、従業員満足度を上げられる可能性があります。
福利厚生として保養所・別荘を持つことで、従業員が安価で施設を利用することができ、会社への定着率向上や離職率の低下にも繋げることができます。
【メリット2】会社のブランディング
会社の保養所・別荘を持つことで、会社のブランディングをすることができます。
ブランディングをすることで競合他社と差別化を図ることができ、自社のPRや採用強化にも繋げることができます。
【メリット3】法人の節税対策
会社の保養所・別荘は、福利厚生の施設として利用すれば、節税対策に繋がります。
保養所の節税メリットについては、次に詳しく解説いたします。
法人の保養所・別荘での節税対策
法人で保養所・別荘を持つことは、節税対策にも繋がります。
ハウスバード社のサイトでは、以下のように解説されています。
福利厚生施設に該当する保養所は、福利厚生費として経費計上を行うことが可能。
所得税から経費を差し引くことができるため、法人税等の納税額を低減して資金繰りの負担を減らすことが可能です。
ハウスバード「保養所の購入や管理に使用した資金は経費計上可能?具体的な節税方法について解説!」
また建物の部分についても、耐久年数に応じて減価償却費として計上することができます。
総務省が公開している耐久年数表については、こちらのページをご参照ください。
栃木ハウスが手がける法人向け保養所・別荘
栃木ハウスでは、関東を中心に法人向けの保養所・別荘づくりを手掛けております。
有名な施設では「Rakuten STAY VILLA 日光(楽天ステイヴィラ 日光)」などを手掛けています。
Rakuten STAY VILLA 日光(楽天ステイヴィラ 日光)
Rakuten STAY VILLA 日光(楽天ステイヴィラ 日光)は栃木県の日光にある貸別荘のように過ごせるヴィラ施設です。
一部、実際の施設の写真をご紹介します。
会社の保養所・別荘のまとめ
このように栃木ハウスでは、様々な保養所・別荘づくりを手掛けております。
保養所・別荘に関する無料相談やお見積もりは、以下のフォームボタンからお気軽にお問い合わせください。
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