自分の家を建てようと思っても「何から始めればいいのか分からない」という人は多いのではないでしょうか?
本記事では、家を建てる費用や流れを解説します。
【地域別】家を建てる費用
どこに家を建てるのかによって、費用相場は大きく変動します。
- 首都圏
- 近畿圏
- 東海圏
首都圏
首都圏の場合は以下の通りです。
- 土地購入あり:4,600万円
- 土地購入なし:3,694万円
近畿圏
近畿圏の場合は以下の通りです。
- 土地購入あり:4,227万円
- 土地購入なし:3,504万円
東海圏
東海圏の場合は以下の通りです。
- 土地購入あり:4,107万円
- 土地購入なし:3,456万円
【ケース別】家を建てる費用
では続いて、土地を購入する・しないケースで費用相場を見ていきます。
【ケース1】土地を購入する場合
土地を購入する場合は以下の費用がかかります。
- 土地代
- 建築費
- 諸費用
土地代
土地代は地域により費用が変動します。
エリア | 1㎡あたりの平均地価 | 平均的な敷地面積 | 土地の購入価格 |
首都圏 | 約24万円 | 112㎡ | 2600万円 |
近畿圏 | 約17万円 | 119㎡ | 2000万円 |
東海圏 | 約13万円 | 158㎡ | 1580万円 |
建築費
一般的な建築費は約1,000~5,000万円程度です。
注文住宅の建築費用相場は約3,500万円程度です。ただ、土地を一緒に購入する場合は総予算の兼ね合いがあるため、先んじて建築費にいくらかけることができるのかを決めておく必要があります。
諸費用
諸費用としては以下が挙げられます。
住宅ローン関係 | 保証料 | 借入金額100万円あたり25,000円程度 |
---|---|---|
事務手数料 | メガバンクは約3.3万円、ネット銀行は借入金額×2.2% | |
印紙税 | 2万円 ※借入額1,000万円~5,000万円の場合 | |
抵当権設定登記 | 借入額×0.4% | |
保険料 | 火災保険料(地震保険料) | 15万円~50万円 |
税金 | 不動産取得税 | 不動産評価額×4% |
登録免許税(建物) | 不動産評価額×0.4% | |
登録免許税(土地) | 不動産評価額×2.0% | |
固定資産税 | 固定資産税評価額×1.4% | |
手数料 | 登記代行手数料 | 約10万円 |
仲介手数料 | 土地価格×3%+6万円+消費税 | |
その他 | 手付金 | 土地価格×5~10% |
【ケース2】土地を購入しない場合
土地を購入しない場合は、上記の土地を購入する場合から土地代が差し引かれます。
- 建築費
- 諸費用
建築費
土地を購入する場合は、総予算の兼ね合いから建築費用を削る必要がありましたが、土地を購入しない場合は建築費に予算を使うことができます。
ただ、以下の費用も建築費に追加されることを覚えておく必要があります。
- 水道管の工事
- 外溝工事
- エアコンの設置
諸費用
土地を購入する場合と購入しない場合で諸費用は若干変わります。
住宅ローン関係 | 保証料 | 借入金額100万円あたり25,000円程度 |
---|---|---|
事務手数料 | メガバンクは約3.3万円、ネット銀行は借入金額×2.2%(税込) | |
印紙税 | 2万円 ※借入額1,000万円~5,000万円の場合 | |
抵当権設定登記 | 借入額×0.4% | |
保険料 | 火災保険料(地震保険料) | 15万円~50万円 |
税金 | 不動産取得税 | 不動産評価額×4% |
登録免許税 | 不動産評価額×0.4% | |
固定資産税 | 固定資産税評価額×1.4% | |
手数料 | 登記代行手数料 | 約10万円 |
家を建てる流れ
家を建てる前に流れを押さえておく必要があります。
- エリア・予算を決める
- 住宅展示会等に足を運ぶ
- 家のイメージをつける
- ハウスメーカーに依頼をする
【ステップ1】エリア・予算を決める
まずは、エリア・予算を決めます。
上記の通り、エリアにより家を建てる費用は大きく変動します・また、予算は準備できる金額と住宅ローンの活用をおすすめしています。住宅ローン1年の返済額は年収の約25~35%とするところが一般的ですので、先に算段をつけておきましょう。
また、土地探しは不動産会社・インターネットを使いましょう。なるべく最新の情報を仕入れることができるように日々検索しておくこともおすすめします。
【ステップ2】住宅展示会等に足を運ぶ
続いて、住宅展示会等に足を運びましょう。
住みたいエリアが決まれば住宅展示会等に行き、モデルハウスを見つつ最新設備にも触れておきましょう。
また、ハウスメーカーによっては土地の最新情報を持っている可能性がありますので、そこで聞いておくのも良いかもしれません。
また、住宅展示会等に行く際には以下の持ち物を持参しておきましょう。
- 筆記用具
- メモ帳
- メジャー
- デジカメ・カメラ
【ステップ3】家のイメージをつける
続いて、家のイメージをつけましょう。
住宅展示会等に行った際に湧いたイメージや見せてもらったカタログをもとにしてどういった家にしたいのかを決めていきましょう。また、イメージがつき次第でイメージ通りの家を建てられるハウスメーカーを探し始める必要があります。
ある程度ハウスメーカーの目処が立てば、再度モデルハウスの見学をしておきましょう。
【ステップ4】ハウスメーカーに依頼をする
最後にハウスメーカーに依頼をしましょう。
敷地調査を行いつつハウスメーカーに設計プラン・見積もりを取りましょう。
いくつかのハウスメーカーに依頼をして、実施設計図・本見積もりを依頼します。依頼して上がってきた実施設計図・本見積もりを見て、最終的に1社ハウスメーカーを決め工事請負契約を締結します。
家を建てる費用を安くするには
家を建てる費用を安くするには以下の方法があります。
- 間取りをシャープにする
- 家の構造自体をシャープにする
- 内装をシンプルにする
【方法1】間取りをシャープにする
当然ですが、間取りを複雑にすればするほど材料費・足場代が必要になってしまい、総費用が高くなってしまいます。
そのため以下のようにシャープにすることをおすすめします。
- 窓を減らす
- 間仕切りを減らす
- 部屋数を減らす
【方法2】家の構造自体をシャープにする
間取りと同じく家の構造自体も複雑にすればするほど総費用が高くなるため、以下のようにシャープにしておきましょう。
- 屋根の形をシンプルなものにする
- 家の凹凸を減らす
【方法3】内装をシンプルにする
注文住宅によくある建築費が総予算をオーバーしてしまう要因として挙げられるのが内装です。
床や壁の材質をこだわったり造作家具を取り付けたりしてしまうと費用が嵩んでしまいますので、内装はできるだけシンプルにしておきましょう。
- 収納スペースを増やさない
- 造作家具では無くインテリアショップで家具を購入する
- 床や壁はこだわりすぎない
家を建てる費用や流れのまとめ
今回は家を建てる費用や流れを解説しました。
本記事を参照して自慢の家を希望のエリアに建てましょう。
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