みなさん、こんにちは
暑かった日差しもようやく和らぎ、
秋らしくなってきましたね
行楽シーズン到来、おでかけの予定をたてている方も多いのではないでしょうか
おでかけさきで、きれいな景色をみたり、美味しい食べ物をたべたり
アクティビティやアトラクションを楽しんだり
いろいろな見どころがあるかと思いますが
今回は建築オタクな私がついつい見てしまう
東京ディズニーリゾートの見どころ(?)をご紹介します。
それはずばり「防災設備」です。
建物には消化器や消火栓、非常灯に火災報知器
煙感知器やスプリンクラー……などなど
多種多様な火災に対する備えが必要なのですが
こんなに非日常感あふれるディズニーシーにも、
よく見るとちゃんとそれらの設備が備わっています。
(写真:ディズニーシー・ミステリアスアイランド)
特にわかりやすいのは消化器や消火栓など
いざというときすぐに取り出して使用する必要があるものです。
ミステリアスアイランド付近だけでも
たくさんの消化器や消火栓がありました。
消化器や消火栓といえば、
目立つように赤く塗られているものが一般的ですが
こんなふうにその空間に合うデザインに落とし込みむしろ空間演出の一部とすることもできるなんて、とても勉強になります。
探せばすぐに見つかりますが、言われなければ
そこに消化器や消火栓があることを意識させないデザイン
しかも一つ一つ違ったモチーフになっているなんて面白いですね。
これはほんの一部ですが、他のエリアにはまた違ったデザインの
消化器や消火栓が置かれていて、探してみると楽しいかもしれません。
アトラクションの中にも
よく見ると非常時に避難するための
通路や避難口誘導灯が設けられているのですが
他に見せ場を作って
目立たないよう視線を誘導したり
照明の配置を工夫して
目立たないようにしたりなど
設計者として学びが多く、
何度行っても新しい発見があります。
(また遊びに行きたいなぁ……)
住宅や店舗も、エアコンや
24時間換気の給気口や配管・配線など
デザイン上目立たせたくないけど絶対に必要なものがありますが
空間のノイズにならないように
配置や照明、造作なんかを工夫して
どんどんデザインのクオリティを高めていきたいですね。
本社 設計部
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