こんにちは!
足利展示場 設計部 Oです。
栃木ハウスのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「造作家具」について少し触れたいと思います。
そもそも「造作家具」とは・・・
建築用語で言うところの「建物内部の柱や梁を除いた仕上げ及び取付工事」の総称になります。
大工さんや家具屋さんがつくる「作り付けの家具や棚」などを指すのが一般的です。
地方によっては「別注家具」「オーダー家具」「注文家具」と呼称が変わります。
↑は大工さんが製作したカウンターです。
集成材といわれる木材を現場で切り貼りできる程度であれば大工さんによる造作家具です。
使用材料の質感を楽しみたい・
とにかくコストを抑えて機能優先志向の方にはいいかもしれません。
↑は特注家具を専門にあつかう家具屋さんが製作したカウンターです。
ちなみに脚の部分に横滑りが可能なアジャスターが付いているので軽い力で動かせます。
少し繊細な製作工程が必要になります。
↑は特注家具を専門にあつかう家具屋さんが製作したキッチンのカップボード(収納)です。
このあたりになると家具職人は腕前を発揮します。
自前の工場(コウバ)で機械による切断や磨きなどが必要になるため、
大工さんは敬遠するシロモノです。
仕上げ材・塗装材・建築金物など全て『ゼロ』の状態から製作していきます。
恐らく、探せば似たようなものは市場にあるのかもしれません。
そこは建築主様と設計者の妥協しない家づくりにつながります。
造作だから既製品より使い勝手が良いという訳ではありません。
その場所にしかない存在感を楽しむためのものです。
あると雰囲気が出て部屋やインテリアに馴染みやすいのですが、値段はそれなりにかかります。
「既製品で全然いいわ!」っていう方には無縁になるかと思いますが
自分のオリジナルで欲しいという方にはオススメです!
栃木ハウスは「造作家具」の設計・デザインも得意としております。
これからも、栃木ハウスは、快適かつ感動のあるお住まいを提供し続けます。
是非、各展示場に足を運んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
足利展示場 設計部 O
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