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一級建築士とは

一級建築士とは、国家資格に合格し、国土交通大臣の免許を受け、設計、工事監理等の業務を行う者をいいます。一級建築士試験は専門教育を受けた後、一定期間の実務経験の後、受験資格が得られます。

この試験は年1回学科試験が夏に、設計製図試験が秋に行われます。ただし、設計製図試験は、学科試験に合格した者のみが受験できます。一級建築士試験の受験資格は、最短で25歳となっています。

一級建築士が取り扱うことができる建築物

一級建築士は、その資格の高さから、扱える建物に制限がありません。法律によれば、一級建築士が担当できる建築物には以下の規定があります。

  • 延べ床面積が500平方メートル以上の学校、病院、劇場、公会堂、集会場、百貨店などの施設
  • 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、無筋コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造で、延べ床面積が300平方メートル以上、高さ13m以上または軒の高さ9m以上の建物
  • 木造で高さ13m以上または軒の高さ9m以上の建物
  • 延べ床面積が1000平方メートルを超え、階数が2階以上の建物

これらの条件を満たす建物は一級建築士でなければ設計できません。簡単に言えば、一級建築士が設計できない建物はほとんどないということです。

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