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外壁材の種類と特徴をわかりやすく解説!

新築で家を作る時に、どんな外壁にすればいいのか悩む人は多いはずです。

今回はそんな外壁の素材の種類と特徴について、詳しく解説します。

【種類1】サイディング

サイディングは、窯業系/金属系/木質系/樹脂系の4つに分類できます。

4つのサイディング全てに共通している特徴は、「品質が安定していること」「工期を短縮でき、施工費も抑えられること」です。

次に、サイディングの種類について詳しく見ていきましょう。

・窯業系サイディング

材質はセメントで、繊維質を高音高圧で成形し、塗料で着色したものです。

メンテナンス周期は7~8年程で、一般的な費用は3,000円/m2となっています。

日本の住宅に使用される外壁材の約70%は、窯業系サイディングです。

窯業系サイディングは色&柄のバリエーションが豊富にあります。

次に窯業系サイディングのメリット・デメリットを解説します。

・金属系サイディング

金属系サイディングは窯業系サイディングの次に有名です。

材質はカラー鉄板、アルミニウム合金です。

メンテナンス周期は10~15年程で、一般的な費用は4,000円/m2となっています。

耐震性に優れ、建物への負担が少ないです。

外装リフォーム時に採用されることが多いサイディングです。

・木質系サイディング

「木」ならではの風合いが魅力の木質系サイディング。材質が木材であることから、経年劣化により防水性が失われると、雨水による腐食が生じやすいため、こまめなメンテナンスが必要となります。

材質は木材で、天然木に塗装したものです。

メンテナンス周期は10年程で、一般的な費用は6,000円/m2となっています。

しかし、指定された防火地域では、木質系サイディングの使用ができない場合もあるため、事前にお住まいの地域で木質系サイディングが使用できるか調べる必要があります。

次に樹脂系サイディングについて解説します。

・樹脂系サイディング

アメリカなどでは、一般的な外壁材。耐久性が高く、メンテナンスの手間がかからないという特徴があります。

材質は塩化ビニル樹脂で一般価格は9000円/m2、メンテナンス周期は10~20年ほどです。

外壁材に色が練り込まれているため、塗装は剥げません。塗り替えメンテナンスも不要です。

さらに、シーリング材を使用しないため、シーリングの切れなどの補修も必要ありません。

日本国内では施工できる業者は限られています。また、選べる色・柄のバリエーションはあまりありません。

【種類2】モルタル

材質等は砂とセメントで、上から塗装をして仕上げです

一般価格は4500/m2でメンテナンス周期は8~10年となっています。

日本では、高いシェアの外壁材です。曲面にも施工ができ、自由度があります。

モルタルは現場で職人が施工するため、個人の好みを反映した外壁に仕上げられます。

シーリングの補修は不要です。

メリット

・デザイン性が優れている

・耐久性が優れている

・シーリング劣化の心配がない

モルタルはサイディングとは違い、デザインが多様です。

例えば、波模様をつけたり、型を繰り抜いたりタイルを貼り付ける等があります。

外壁そのものをデザインできるのはモルタルのみです。

また、サイディングボードのように繋ぎ目がないため、シーリングの劣化を気にする必要がありません。

デメリット

・防水機能がない

・ひび割れが起こりやすい

・汚れが目立ちやすい

モルタル外壁も防水性能を持たないため、塗装で防水性能を持たせる必要があります。

また、モルタルは乾燥収縮を起こすため、必ずひび割れが起こります。

大きなひび割れになると、メンテナンスを検討しましょう。

次にALCボードについて解説します。

【種類3】ALCボード

材質等はケイ石、セメント、生石灰、発泡剤で、発泡させ、高音高圧で養生し成形した外壁材です。

一般価格は7500円/m2で、メンテナンス周期は10~15年です。

軽量気泡コンクリートとも言われます。工場で製造したALCボードを現場で施工します。

重量は、コンクリートの1/4と軽量です。

断熱性、防火性、遮音性に優れているという特徴があります。

次にタイルについて解説します。

タイル

キズがつきにくく、経年による劣化や変質も少ない外壁材です。

材質等は土や石を高温で焼き固めたもので

一般価格は13,000円/m2で、メンテナンス周期は約20年です。

他の外壁材に比べると、初期費用は高額で、場合によっては倍ぐらいの価格になることもあります。

外壁材の種類と特徴のまとめ

外壁材の種類と特徴のまとめ

本記事では外壁材について解説しました。

サイディングは窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4つに分類され、どれも品質が安定しており、工期と施工費を抑えられます。

窯業系は70%の住宅で使用され、色や柄のバリエーションが豊富でコストパフォーマンスが高いですが、防水性や蓄熱性にデメリットがあります。

金属系は耐震性が高く、外装リフォーム時に使われることが多いです。

木質系は風合いが魅力ですが、材質の都合上、経年劣化で防水性が低下しやすいです。

樹脂系は耐久性が高く、メンテナンスが簡単ですが色柄の選択肢は限られます。

その他の外壁材として、モルタル、ALCボード、タイルが挙げ、それぞれ独自の特徴を挙げました。

ALCAボードは軽量で断熱性や防火性が高く、タイルは耐久性に優れるが初期費用が高くなっています。

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